上座の位置

ビジネスマナーのひとつに、目上のものは上座の位置を占める、というものがあります。
この上座がどこか、というのは、たとえば和室や会議室など部屋の中であれば、「奥が上座で出入口の近くが下座」とわかりやすいのですが、世の中にはどの位置が上座でどの位置が下座なのか、わかりづらい場面も多いです。

たとえばレストランなどでは、当然「奥まった席」と「出入口に近い席」というものがあるのですが、下座と思われる「出入口に近い席」のほうが、庭などが見渡せて眺めがよかったりする場合があります。

このような場合、特に目上の人を案内する立場の人は、どちらに案内すればいいか困ってしまいますよね。
こういったときには、たとえばお店の人に「どちらが上座ですか?」ときいてしまう、という方法があります。

もちろん、従業員のほうでも、「このテーブルではここが上座」といちいち決めてはいないレストランのほうが多いかもしれませんが、「こちらのほうが眺めがよいので」と、お店の側からお墨付きをもらうだけでも、案内される目上の方は、抵抗なくそこに座れるものです。

あるいは、可能であればその目上の方本人に「どちらがいいですか?」とたずねてしまう、ということもひとつの方法です。

また、その際には「この方に最優先でサービスしてください」とお店の側に申し添えておくこともわすれないようにしましょう。

また、新幹線なども上座がわかりにくいですが、この場合は進行方向に向いている席の、窓側が上座になります。